2021年度在籍の教授を学生たちが取材しました。
学生が聞いてみました! 国語教育学科の魅力
秋保 亘 講師
学生との距離がかなり近い。基本的に少人数教育で、何か聞きたいことがあれば直ぐに学生は教員に聞くことができるし、逆に教員も学生が理解しているのかどうかを把握しやすく、学生1人1人にムラなく教えることができる。
北原 博雄 教授
学生同士で助け合っているところ。教員志望者が多いからか、できる人ができない人を教える姿をよく見かけます。助け合うことはいいことです。
酒井 雅子 准教授
真面目で授業態度もよく、レポートへの取り組みも非常に意欲的に取り組んでいる学生が多い。メールの文章を見ても礼儀正しさを感じる。
中田 幸司 教授
国語教育・文学の専門の先生がいる以上に哲学を専門にしている先生が複数いる。国語教育学科なのに、教育学部ではない(教育学部があるのに)という所が魅力のひとつだと思います。
長谷川 洋二 教授
学科の規模が比較的小さいので、全ての先生方が学生たちの顔と名前を4年間で相当程度覚え、ほとんどの学生と知り合うことができる。これは学科の特徴として挙げられると思います。この特徴が学科の魅力に繋がってるのでしょうか。
林 大悟 教授
学生と教員の距離が近いということが魅力です。私が学生の頃は、先生とこんなにも近くなかったです。自分で考えて動ける学生を育てたいという想いをもった教員が多いのも魅力の一つです。
冨士池 優美 教授
国語教員養成コースと言語表現コースの2つがあり、教員養成コースの人達だけが集まると似たような人達ばかりが集まってしまうと思いますが、その中に言語表現コースの人達がいることにより、色々な人と交じ合えることができ、教育1本にならないで済むところが魅力だと思います。
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ゼミのテーマや雰囲気はどうですか?
秋保ゼミ
ゼミのテーマは哲学です。哲学には色々なテーマがあるので、引き出しは沢山あります。とことん考えたい人や根本から考えたい人を待っています。
北原ゼミ
ゼミのテーマは言語学です。文法、音韻などオーソドックスなものだけでなく、ことばに関係する内容であれば何でも調査・研究していい、ということにしています。
酒井ゼミ
ゼミのテーマは国語科教育関連。指導論・教材論・授業論・教師論・学習者論などの各論から学生がテーマを選んでいる。これまでは、読書生活指導、インクルーシブ教育における国語科教育、定番教材の授業論、発問法などが取り上げられた。
鈴木ゼミ
日本近現代文学研究です。明治時代以降のここ 150年ほどの文学を対象としています。
中田ゼミ
ゼミのテーマは古典文学。韻文(和歌とか歌謡)が専門分野なので、歌を読むことをしている。具体的に言うと、100 分かけて歌一首を論じる。担当者が各々調べてきて、皆で議論します。
長谷川ゼミ
ゼミのテーマは「像と言語の関係」をテーマにしている。また「像の力」や「像の魅力」という言い方でテーマを学生向けゼミ概要で紹介している。
林ゼミ
テーマは自分で考え、選びます。例えば安楽死やスポーツの規範などの問題をテーマにその是非などをめぐる理屈の部分を哲学的・倫理学的に考察します。
冨士池ゼミ
ゼミのテーマは日本語学全般です。最大の特徴としては全員で何かをやるということはないところです。1人ひとりが自分の好きなテーマを持ってきて話して試行錯誤することを繰り返すという所が面白いと思います。
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教員から受験生にメッセージ
秋保 亘 講師
少なくとも読書の習慣をつけておいてほしいです。また、何かを調べる時にはネットに頼るのではなく文献を読んでほしい。ネットに頼ってしまうと自分の頭で考えるということが減ってしまい知識が身につかないです。なので、自分の頭でしっかり考えることを意識してほしい。
北原 博雄 教授
玉川には、小原國芳先生が書かれた1画多い「夢」という文字が何カ所かに掲げられていますが、夢を早いうちにみつけることはいいことだと思います。夢があれば努力もできる。また、インターネットで得られた情報だけに頼らず新聞や本も毎日読むようにしてほしいですね。特に新聞は、偶然見つけた記事を読むことで、視野が広がります。
酒井 雅子 准教授
本を読む。問題意識を持つ。論理的に考える。読書というものは考える元ができるものであるため、知識が多ければ多いほど、色々な角度から考えられるようになるので、知識をまず沢山持って欲しい。
鈴木 美穂 教授
幅広く勉強することです。テストや受験に出る出ない関係なく、広く様々なことに好奇心をもってほしいと思います。大学でもう少し学びを進めていくと、その様々なことがつながっていることに気付いていけると思います。
中田 幸司 教授
自分の言葉を磨いてほしい。言葉というものは意識さえしていれば、いつでもどこでも磨けることができます。我々人間は言葉を通じて人とコミュニケーションを取ることが多いからです。あとは、人の話をよく聞ける人になることです。これは、大人の階段を登る第1歩だと思います。
長谷川 洋二 教授
教師は1つの専門性を持った職業だと思っています。具体的に言うと、他の誰よりもその仕事をする事によって、子どもの成長を見守れたり、望ましい方向へと導ける人、子どもが何を欲しているか、思っていることに対して敏感な人の方が向いている。このような力を身につけるためには圧倒的な経験が必要です。
林 大悟 教授
色んなジャンルの本や映画などの色んな現物に触れた方がいいです。また、若いうちに分からないジャンルなどに手を出し、分からなくても読破してみること。年取った時に、分からなかったことが分かるかもしれません。とにかく自分の引き出しを増やした方がいいです。
冨士池 優美 教授
本は読んでおいた方がいいと思う。あとは、その時にしかできないことを一生懸命やっておくことは大切だと思います。例えば部活、サークル、アルバイト、遊びですね。とにかく自分の人生において大事だと思うを瞬間瞬間全力でやってほしいです。
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