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2017年度「黒船交流プロジェクト」活動報告 5月18日

昨年度に引き続き今年度も静岡県下田市と玉川大学との連携事業が行われました。2017年度は5月18日(木)から20日(土)にわたって、下田市立下田小学校の児童へ外国語活動の授業と下田市最大のイベントである「黒船祭」のため下田市を訪れるアメリカ海軍水兵と児童の交流活動支援を行いました。これらの活動には英語教育学科2年生22名、比較文化学科4年生3名、計25名が参加しました。

5月18日(水)、下田市に到着し昨年度このプロジェクトでお世話になった稲生沢小学校の山田校長先生、下田市教育委員会の土屋指導主事に出迎えられ、下田の町の雰囲気を堪能しながら11時ごろに下田小学校に到着しました。そこで先生方と打ち合わせをした後、体育館にて先生方、全児童と顔合わせをし、児童が企画してくれたカルチャーハンティングというゲームを行い、児童との距離を縮めることができました。


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(写真左)体育館にて先生方、児童と対面 (写真右)カルチャーハンティングゲームを行っている様子

その後、学生が担当するそれぞれのクラスにて、児童と一緒にお弁当を食べ、たくさん話し、楽しいひと時を過ごしました。お弁当の時間が終わって昼休みになると、学生はすぐに児童に手を引っ張られ、「遊ぼう!遊ぼう!」と外に連れていかれました。校庭や体育館で鬼ごっこやドッヂボールなどをし、児童とともに気持ちの良い汗を流しました。


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児童と一緒にお弁当を食べる様子

昼休みが終わって、いよいよ我々学生が一生懸命事前に準備してきた外国語活動の授業の時間を迎えました。水兵さんに自己紹介をするため”My name is ~”や質問をするときに使う”Do you like~?”や”Can you play~?”などをかるたや歌などを使って授業を展開していきました。下田小学校の児童はとても活発でさらに飲み込みが早く、こちらが質問をすると元気よく発言してくれ、授業がとてもやりやすかったです。また授業が終わると「また明日も来てくれるんだよね?」「また遊ぼうね」と児童からその日の別れを惜しむ言葉をかけてくれました。

各学年の授業風景
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(写真左)1年生 (写真中央)2年生 (写真右)3年生

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(写真左)4年生 (写真中央)5年生 (写真右)6年生

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特別支援学級

授業が終わった後は各学級に分かれて担任の先生からフィードバックをいただき、授業の反省点を挙げ、次の日につながるようにどうすれば良いかという話し合いをし、初日の小学校での活動は終わりました。


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授業の振り返り

今回外国語活動の授業を行いましたが、成功より失敗したと感じるグループが多かったと思います。予定していた部分まで授業が進められなかったり、児童の注意をうまくこちらにむけられなかったりと様々な課題が挙げられましたが、それについて各グループでどこがダメだった、この部分を直したいというように改善点が明確になっていたことが何よりも良かったポイントだと思います。今回参加した学生の中には教員を志望している人もいて、普段の授業だけでは体験することができない雰囲気や児童の様子等を教育の現場に実際に立つことで感じ取ることができたと思います。もちろん準備の段階で指摘を受けたり、時間に追われたりと苦労する部分も多々ありました。しかし、児童と触れ合い、児童の笑顔や楽しそうな様子を見て、学生一同参加してよかったと感じることができた3日間になったと思います。この下田プロジェクトで体験した出来事は我々学生にとってとてつもなく大きな財産になったと思います。この財産をこれからの学習に生かし、自分たちの夢への一歩へとつなげていきたいです。

文責:英語教育学科2年
   岩下伊織・櫻井優磨・佐藤仰・四家杏梨・鈴木愛美・高橋亜実・本間優佳・宮下晃長

2017年5月18日~20日「黒船交流プロジェクト」活動報告

〒194-8610 東京都町田市玉川学園6-1-1
Tel:042-739-8111(代表)

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