ゼミガイド

2018年度「下田市黒船交流プロジェクト」活動報告 5月18日

2日目の5月18日(金)、1時間目は学生による英語授業を行いました。3時間目以降はアメリカ海軍派遣艦乗組員(水兵さん)が稲生沢小学校を訪問し、水兵さんと児童との英語交流活動が行われました。私たち学生は支援スタッフとして、水兵さんが到着した際の対応や通訳、全体会の運営補助、給食や昼休みの水兵さんとの交流のサポートなどを行いました。

【学生による英語授業1】
授業では、水兵さんとの交流に向けて、英語で会話ができるよう練習したり、工作活動をしたりする班もありました。4年生の授業では “What do you want?” を使い、自分の好きな具材を集め、オリジナルの下田バーガーを作る活動をしました。学生は自分たち授業における声の大きさや児童のサポートの仕方や時間配分など、1日目の授業の反省点を改善し、より児童に分かりやすく楽しい授業にしようとする姿勢が見られました。児童からは、「楽しかった」「自分で作った下田バーガーを大切にしたい」などの感想をもらうことが出来ました。


  • 写真
4年生の授業で下田バーガーを作る様子

【水兵さんへの学校案内】
水兵さんが予定よりも早く到着したため、学生が水兵さんを学校内を案内することになりました。これは予定にはなかったことでもあり、初対面の水兵さんと一対一での対話だったため学生たちも不安でいっぱいでしたが、大学での授業での学びを活かし、積極的にコミュニケーションをとろうとする姿勢がみられました。


  • 写真
  • 写真
学生が水兵さんに学校案内をする様子

【ふれあい集会】
次は、児童による水兵さんとのふれあい集会です。 全校児童が体育館に集まり水兵さんを迎え、児童は英語で歓迎のスピーチをし、よさこいを披露しました。その後、カルチャーハンティングゲームをして水兵さんと交流しました。一人一人が下田に因んだ人物や名産品が描かれているカードを持ち、指示通りに集まるというゲームです。児童たちは、学年が異なる友達と水兵さんとの交流に緊張している様子でしたが、学生たちはグループの会話が弾むよう心掛けながら活動に参加しました。


  • 写真
  • 写真
ふれあい集会の様子

【クラスごとに水兵さんとの交流】
交流会が終わると、各教室に水兵さんがやって来て、クラスごとに福笑い、昔遊び、フルーツバスケットなどの活動をしました。児童たちも徐々に緊張がほぐれ、昔遊びでは、児童が自ら水兵さんにこまやお手玉などの日本ならではの道具の使い方を身振り手振りで教えるなど、一緒に活動を楽しみました。その後は水兵さんと一緒に給食を食べ、休み時間は校庭や体育館で、鬼ごっこやドッチボールをして元気よく遊びました。


  • 写真
  • 写真
クラスごとの交流会の様子

  • 写真
各教室で給食を食べる様子

【2日目感想】
授業の準備では、児童に楽しんでもらえるような授業をつくることを目標に、指導案を何度も試行錯誤しリハーサルを繰り返し行いました。不安でいっぱいで臨んだ授業でしたが、本番では児童が楽しんで授業に参加している姿をみてとても感激しました。
2日目の活動では水兵さんと児童の交流の補助をすることが目的でした。水兵さんとの会話では、自らの英語力を試すきっかけになりました。水兵さんの発音や話すスピードの速さに戸惑った部分もありましたが、学生一人ひとりが今持っている力を最大限に発揮し、交流の補助をなんとかこなすことができました。児童たちは授業で覚えた英語を用い、自ら交流しようとする姿勢が見られました。また、児童が英語で水兵さんと会話する私たちの姿を見て、「先生かっこいい!」「先生みたいに英語で話せるようになりたい」と言ってくれたことがとても嬉しかったです。
今回の体験を通して、自らの思いが英語を通じて相手に伝わったときの嬉しさ、そして教員という仕事はとてもやりがいのある素晴らしい仕事であるということを身をもって感じ、教員になりたいという思いが一層強くなりました。思い通りにいかないこともたくさんありましたが、それ以上に得られるものが多く、何よりも児童たちの笑顔にとても元気をもらいました。この経験を活かし、自らの英語力向上と、今後の教育実習などに役立てていきたいです。

文責:英語教育学科2年
   青木涼 大久保大地 杉並忠長 瀬戸陸杜 本田七星 高橋実知 土屋日花里

2018年5月17日~19日「黒船交流プロジェクト」活動報告

〒194-8610 東京都町田市玉川学園6-1-1
Tel:042-739-8111(代表)

玉川大学入試Navi

ページトップへ