2019年度「黒船交流プロジェクト」活動報告 準備段階
事前学修(3月・4月)
今年で黒船交流プロジェクトが発足して4年目を迎える。これまでの実践を踏まえ、下田市の歴史や文化について深く知った上で、日本語でも英語でもその魅力を語ることができるようになって欲しいという願いから、以下の2つの課題を設定した。
課題1 下田の歴史と文化等について調べ、日本語で発表する。
課題2 水兵さんに紹介したい事件や事柄・名所などについて調べ、英語で発表する。
学生たちは、春期休暇中の課題として以上の課題に取り組んだ。
(1)課題1 下田の歴史と文化等についてのプレゼンテーション(日本語)
- 春期休暇の課題として、学生は下田の歴史と文化等について、A4用紙2枚以内にまとめて、教員に提出した。
- 新学期が始まり下田小学校の学級編成が決定し、それに応じて各学年担当のグループを決めた。グループごとに下田の歴史と文化等について、できるだけトピックが重複しないよう調整した。計10グループあるため、各グループ8~10分でプレゼンテーションを行うこと、またリハーサルを行った上で本番に臨むよう指示した。
- グループごとに写真等を活用してパワーポイントによるプレゼンテーション資料を作成し、教員の前でリハーサルを行った。
- 第3回(4月10日)の授業で、クラスの前でプレゼンテーションを実施した。プレゼンテーションの様子はBlackboard上で視聴することができる。
- 次時の予告として、教員から春期休暇課題2の修正済みの英語プレゼンテーション原稿を返却し、プレゼンテーションの練習を行うよう指示した。
(2)課題2 水兵さんに紹介したい事件、事柄、名所等(英語)のプレゼンテーション
- 第3回の授業で返却済みの水兵さんに紹介したい事件や事柄、名所などについての英文ス クリプトをもとに、グループごとにリハーサルを実施した。Show & Tellの要領で、紹介 したい写真やイラストを見せながら英語で発表すること、映すのは写真のみであること、 また、英文を暗唱できるまでトレーニングすることを指示した。
- 第4回(4月17日)の授業で、クラスの前で英語のプレゼンテーションを行った。プレゼ ンテーションの様子はBlackboard上で視聴することができる。
(3)Shimoda Guide Mapを用いたシミュレーションの実施
- 「黒船祭 子どもボランティアガイド 2019」については、前年度に使用したスクリプト をさらに易しく書き直し、3回の授業にわたって当日のルートに沿ってシミュレーショ ンを実施した。
- その他、「子どもボランティアガイド」や「ウォークラリーのための表現50」、「水兵さん への質問集」を作成し、本番に備えてトレーニングを行った。