卒業生からのメッセージ

令和6年度リベラルアーツ学部卒業生

令和6年度 学長賞・リベラルアーツ学部長賞・学科長賞を受賞した卒業生から、後輩の皆さんへメッセージをお届けします。

VOICE

令和6年度 学長賞・リベラルアーツ学部長賞・学科長賞を受賞した卒業生から、後輩の皆さんへメッセージをお届けします。

学長賞

大学の四年はあっという間に過ぎていきます。
多くの先輩方が同じ言葉を残しており、聞き飽きているかと思いますが、大学生である皆さんには一番心に留めておいてほしい言葉です。四年間で何をするのか少し先の未来を見通した行動計画を立ててみたり、今この瞬間に何をするか突き詰めたり、たくさん視点を変えて唯一無二の四年間にしてください。私は未来について考えることが苦手で、進路選択や就職活動などの将来を見据えた選択を迫られる場面が苦手でした。ですが、重要なのは正解を選べるよう努めるのではなく、選択したものを正解にする努力だと考え、今現在興味が湧くものに全力で取り組んできました。
私たちの学部、リベラルアーツ学部は多くの学びを与えられる学部です。学部内に留まらず、他学部の専門領域にも触れる機会をもらえます。そして玉川大学は全ての学部生が一つのキャンパスに集う大学です。学年・学部を超えた多くの人と関わる機会が与えられています。私の好きなアニメの名言で「変化を求めない者には進化もない」という言葉があるのですが、与えられている「機会」は積極的に自分から活用し、消化して役立てていく必要があると考えます。新しいことに挑戦して必ずうまくいくとも限りませんし、楽しいことばかりではないでしょう。ですが、どのような結果になっても、「成果」であることには変わりないのです。上手くいかなかったとしてもこれまでの自分を見つめ直すきっかけになるでしょう。常に頑張り続ける必要はありませんが、限られた時間を最大限充実させるにも、積極的に行動を起こしていってほしいと思います。「やらなかった後悔よりもやった後悔」という考えがあるように、どうなっていたか結末がわからないままにして「もしかしたらいい結果が得られたかもしれない」ともやもやするよりも、やりきって結果が得られた状態の方がたとえ「やらなければよかった」と思うような苦い経験になったとしても成果が得られたといえます。結果を得られれば次を見据える切り替えが早くでき、より先のステップへ進むことが出来るでしょう。そうして少しずつでも、自分のペースで成長し続け、皆さんが充実した大学生活を送れることを願っています。

学部長賞

秋田 采美

入学当初、私はホテルマンになることを夢見ていました。しかし、リベラルアーツ学部で幅広い分野を学ぶ中で視野が広がり、新たに日本語教育への興味が膨らんでいきました。
この学部は、新たな挑戦や「やりたいこと」を全力でサポートしてくれる環境が整っています。私自身も留学や文化祭実行委員の活動など、さまざまなことに挑戦し、興味のある分野への理解を深めることができました。
学際的な学びを得ることができるリベラルアーツ学部だからこそ、多くの扉を開く鍵を手にする機会があると思います。大学でどの鍵を手にするか、そして卒業後どの扉を開くかはあなた次第です。リベラルアーツ学部での学びを通じて、多くの可能性に出会えることを願っています。

米田 遥香

この4年間、多様な講義を受け、それについて調べて考えるということを沢山行ってきました。そして、私がこの学部で得た力として、思考力が大きいと感じます。多様な分野を学ぶ中で、その一つ一つの事柄に関心を寄せ、「なぜ?」や「どうするべき?」を考え続けてきました。皆さんも多様なことを知り、それについて深く考えることを積極的に行ってほしいと思います。新しい知識や発見は自分の視野や可能性を広げてくれるものであり、考える力は今後も非常に必要なものであると感じます。
また、学ぶことだけではなく、好きなこともして、楽しく素敵な学生生活にしてほしいです。

小野 来未

リベラルアーツ学部は、多くの学びが凝縮された学部であると思います。だからこそ、大学では新たな分野における学習に貪欲に挑戦してほしいです。その学びはきっと自分自身を創りあげるうえで大切な要素になると思います。そして、今はまだやりたいことが見つからなかったとしても、その経験や挑戦がいつか自分を導いてくれると思います。多様な人と関わり合いながら、ぜひ多くのことを学んでください。
最後になりますが、これからも皆様の大学生活が実りある日々であることを祈っております。

学科長賞

田村 聡美

『自分の興味関心を大切に』
面白味のない言葉かもしれませんが、リベラルアーツ学部で学んでいく上で1番大切にしてほしい言葉だと私は思います。多種多様な選択肢がある中、自分はどのような授業やゼミを選択するのか。何事にも興味を持って様々なことに挑戦をし、一人一人オリジナルの学生生活を楽しんでください。大学生活の4年間は、長いようであっという間に時間は過ぎていきます。残された一日一日を大切に。皆様の大学生活がより充実したものとなるようにお祈りしています。

天野 咲

大学生活では、イギリスへの短期留学やシンガポール国立大学生との交流、外資系ホテルや台湾のホテルでのインターンシップ、ドレクセル大学との合同授業など多くの課外活動に参加しました。様々な異文化に触れていくうちに、国際交流の楽しさに気がつきました。また、ゼミ活動では社会学ゼミに所属し、ジェンダーの分野を深く学びました。4年間の大学生活で、初めて自分の好きなことを知り、勉学の楽しさ・面白さに気づくことができたように思います。
リベラルアーツ学部は、幅広く様々なことを学べる学部ですので、ぜひ4年間で自分の好きなことを見つけて欲しいと思います。
どうか皆様が、楽しく有意義な大学生活を送れることを心から祈っております。

加藤 りん

大学生活において、やりたいと思ったことはとりあえずやってみることを大事にさまざまなことに挑戦してきました。リベラルアーツ学部では、多種多様な学問を学ぶことができ、キャンパス外でのフィールドワークもあります。選択肢もチャンスに溢れています。しかし、逆に言えば自分から動かなければ何も得ることはできません。
とにかく少しでも興味関心を持ったことはやってみてください。なんでもいいです。大丈夫です、少し失敗してもなんとかなります。そんな楽観的な考えと少しの勇気を持っていると、4年間が一生の財産になるかもしれません。遊びにも勉強にも全力で取り組んで、素敵な大学生活にしてください。

佐藤 真凛愛

大学生活の4年間はあっという間に過ぎていきました。入学式から今まで振り返ってみるとたくさんの思い出を作ることができました。皆さんは部活やサークル、勉学やイベントなど何か力を入れていることはありますか?私は部活やサークルに入ることはありませんでしたが、大学で取れる資格を取れるよう授業に励んだり、ゼミに所属してからは専門的な分野に興味を持ちました。リベラルアーツ学部は幅広い学問領域に触れることができる魅力を持つ学部です。差し出がましいながら皆さんには様々な領域に触れ充実した学生生活を送ってほしいと思います。
最後になりますが学生生活の思い出や友は一生物だと聞いたことがあります。この4年が皆さんのかけがえのないものになるように願っています。

葛西 悠希

大学にはさまざまな背景を持つ人が集まり、年齢の垣根を越えて学ぶ場でもあります。
それぞれが自分の将来を見つけるための大切な時間を過ごしているのではないでしょうか。
私自身、コスモス祭本部実行委員長やゼミ長を務める中で、多くの人と出会い交流を深めることができました。そして自分の将来と真剣に向き合い、たくさん悩みながら考えを深める時間を持ちました。
大学生活を通じで学んだことは、「自ら行動することの大切さ」です。何かに挑戦しなければ得られないものがたくさんあることを学びました。
みなさんにとって、大学生活が充実した素晴らしい時間となることを心から願っています。