インタビューの空気感をお届けします!
※学年は取材時2021年度のもの
interview
文学部国語教育学科 国語教員養成コース
渡部さん
学部・学科について
文学部国語教育学科の魅力は?
学科の魅力は先生方が暖かくて優しいことです。学生一人一人に目を向けてくれている感じがして、授業でもクラスでもそう感じられるところが魅力だと思います。
また、教育と国語系の講義をどちらも受けられることですね。
なぜ文学部国語教育学科に入学したのか?なぜ教職コースに?
国語が苦手だったんですけど、教科としては好きで、「人としての軸」が国語にはあると思ったので、この科目を教えたいなと思ったので、選びました。
今まで授業の中で良い国語の授業を受けることができていなかったので、自分で良い授業をしたいなと思ってこの学部に来ました。
一番面白い授業は?
日本古典文学演習とか日本近代文学演習とか、誰かと話し合って深めて発表する演習系の授業が好きです。みんなから質問してもらって、自分の考えを固めていくこともその良さだと思います。
古典だと、伊勢物語に関する文献を読んだり、考えたりして深めるのが楽しかったです。
この学部に入って良かったことは何ですか?
苦手意識があった文法や古典の意識が変わって、好きになったこと。授業のおかげで意識を変えることができました。
国語の教員を目指す上で大切にしていることは?
教師として子どもたちよりも多くのことを学ぶこと、言葉遣い・使い方を意識すること、自分の学びを深め続けることです。普段の課題での言葉遣いもそうですし、意識しています。
高校生からの質問!
人に話や説明をすることが苦手なのですが、人に話すときに意識していることは?
苦手だということを思う、意識して、「伝えよう」って思いながら言葉を短くて端的にしたり、人の目を見て話したりすること。基本的なことから始めれば良いと思う。人間対人間だから、伝わると思います。苦手だとしても、この学科に来て話せるようになろう、学ぼうとすれば良いと思います。まわりに話す子がいるので、真似をして話そうとする。一回話しをすれば話せると思います。
語彙を増やす方法は?
本読むと増えますね。大学生になるまで一冊くらいしか読まなかったけど、理解できる言葉の数は増えた気がします。
人と話しているとかに難しい言葉が出てきたりすると、「増えたな~」とか思いますね。
あとは人と会話していると語彙は増えますね。
古典が苦手なのですが、初めから専門的な授業になりますか?
現代のことから入っていくので、問題ないと思います。
現代と古典文学を繋げるという授業なので、大丈夫です。受験とか高校までの古典のイメージで来るともったいない!!
その他
部活やサークル、アルバイトなどと両立するのは難しいですか?
バイトの量を少なくすれば、両立はできると思います。
バイトは週3~4日、部活がない日にバイトしてますね。
授業がない空き時間に課題をやれば、きつくないと思います。課題をいかに上手くこなすかを考えて、時間を使っている感じですね。少ない時間の中で何とかする感じですね。
私は勉強に重点を置いているので、勉強>部活>バイトの優先順位でやってます。
勉強についていくのは大変ですか?
全然大丈夫だと思います。
高校までの「テストのため」の勉強ではなく、「学んだこと」の勉強なので、楽しいです。
高校までは予習して、課題やって、復習して、テスト勉強してという「テストのための」、やらされている勉強だったので、あまり身につかなったのですが、大学に来てからは自分のため、知識を増やすための勉強なので、楽しいです。
高校までと大学は別物と考えた方が良いです!
成績取るよりも「自分が何を学んだか」を大切にしたほうが良いと思います。
小2免(小学校2種免許)を取りたいのですが、夏休みなどに授業をとって勉強することは大変ですか?
夏休みの時間が奪われてしまうと考えれば大変ですが、学びたいことを学んでいるので大変ですが良い時間です。なんとかなります。
迷っていて、小学校に興味があるなら取るべきだと思います。授業が教育学部系の先生で、とても良い授業をしてくださいます。
ちょっと大変だけどね。
後から1種免許にもできるので、取って損はないです。選択肢も増えますしね。
小2免で印象的だった授業はなんですか?
すべてですね。国語系とは違ったものだったので、新鮮でした。特に理科指導法、算数指導法など理系科目は面白かったです。
interview
文学部国語教育学科 国語教員養成コース
加納さん
学部・学科について
文学部国語教育学科の魅力は?
16単位であること。それからアウトプットしやすいことだと思います。たくさん授業があると集中できないですし、少ない単位であることは大きいです。あとは教職のサポートが手厚くて、期限とかは大変ですけどサポートしていただけるのはありがたいですね。
なぜ文学部国語教育学科に入学したのか?
国語と教職のことを同時に学べることです。「言語表現入門」や「日本語学」、「文学演習」など、国語の教員に必要な知識を教職の科目と同時並行で学べることは良いことだと思います。主体的な学びであることでやりたいこと学べますし、自然にそうなりました。
一番面白い授業は?
「日本近代文学演習」です。頑張ったあとの充実感、みたいなのが好きなので、演習系の科目は好きですね。
あとは日本語系の授業だと、他の授業で学んだことが受けている授業で出てきて繋がったりするときは、面白さを感じます。
他には教職科目の「教育の制度と経営」「教育の方法と技術」などの実践的なことが学べる科目は面白いですね。使える知識を学べるのは面白いポイントです。
国語の教員を目指す上で大切にしていることは?
大切にしていることが2つあって、①感謝している先生の良いこところを真似すること、②良くない先生の真似をしないこと、ですね。「子ども気持ちを忘れたくない」というのが軸にあります。
①は自分が受けたことでありがたかったことを、大学の勉強で補強したり、②は同じことをしないように心に残しておいて、ある意味「恐怖からの勉強」みたいな部分はありますね。
高校生からの質問!
人に話や説明をすることが苦手なのですが、人に話すときに意識していることは?
苦手でも良いんじゃん?それをわかった上で大学に来ることが大切だと思います。まず苦手だと自覚していることは大事だし、そこから何を学ぶのか考えることが必要だと思います。
苦手なことと大学の授業についていけないのは別の話。自分がどう成長していくか、何を学ぼうとするかが重要だと思います。4年あれば大丈夫!
ポイント:自分が聞いていて話の上手い人の技術、コツを、話を聞いて学ぶ。その上で自分に置き換えて話をすることが必要だと思います。
目を見て話すのが苦手な人は、自分が目を見て話されたときの嬉しい経験を振り返ってみると良いと思います。
語彙を増やす方法は?
本を読むしかないですが、「なぜ語彙を増やしたいのか?」という大義名分があることが大切だと思います。私は「国語の教師になる」「先生の話を理解したい」という語彙を増やさざるを得ないことがあるので、目的を考えることが必要だと思います。勉強法はいくらでもあるので、まずは目的だと思います。
興味のあることに関しては知りたいので調べるし、語彙が増えると他人の話を理解したり、話し方を工夫できるので、語彙を増やすのは大切だと思います。
方法としては本を片手に電子辞書を隣に置いておくことですね。わからなかったら調べる。これをやるようになってから、学校の単語帳やテキストの大切さを感じました。
古典が苦手なのですが、初めから専門的な授業になりますか?
専門的ではありますが、ついていくことができると思います。しかし、ある程度古典について知っているほうが面白いと思います。土台があるのとないとじゃ授業の面白さがわからないので、勉強しておくのは重要です。勉強して損はないです。
メッセージ
高校生へ向けてのメッセージ
高校生の勉強は難しいし、「なんでこんなこと学ばなきゃいけないんだろう」とか思いますが、大学に行って専門的なことを学ぶ上での基礎になるので、「楽しいことを学ぶための基礎」だと思って、一日一日頑張ってください!!
interview
文学部国語教育学科 国語教員養成コース
竹本さん
林ゼミに所属する3年生竹本さんに玉川大学文学部国語教育学科のゼミに関するお話を伺いました。
interview
文学部国語教育学科 国語教員養成コース
2021年卒業
黒田さん
小学校教員を目指して、国語教員養成コースに入学された黒田さんに効率的な課題クリアのポイントを伺いました。