玉川大学農学部教授 田淵俊人
  • 研究テーマ一覧
  • 花菖蒲図鑑
    更新日 2022年6月24日

    • 用語解説
    • 品種一覧
    • 文献一覧
    • 写真撮影方法
    • 植え替えのポイント
    • 4〜5月の栽培のポイント
    • 夏場の作業
    • 秋の栽培のポイント
  • ノハナショウブ
  • 社会活動
  • 教育研究活動
  • 卒業研究テーマ
  • 玉川大学収穫祭
  • 学会
  • 論文
  • 書籍紹介
  • プロフィール
  • リンク
  • トップページ
  • 農学部オフィシャルサイト
  • 玉川大学農学部
  • 玉川大学・学園総合サイト

花菖蒲図鑑

TOP > 花菖蒲図鑑 > 品種一覧-や行 > 邪馬台国

やまたいこく

邪馬台国

Yamataikoku

     
新花(江戸花容) 【花容】垂れ咲き 【英数】三英 【花色】黒色がかった濃い紫色 大輪 【開花時期】6月下旬

分類 : やや垂れた平咲きの三英花。
外花被 : 丸弁で大きく、ハローから濃い青紫色、青紫色、紫色とグラデーションになっており、脈全体が濃い青紫色の筋が入ります。アイは脈に沿って先端が伸びます。
内花被 : 直立しており、紅紫色の地に脈全体に濃い紅紫色の筋が入ります。
花柱枝 : ずい弁が大きく発達しており、濃い青紫色の無地です。
備考 : ずい弁が大きく、多弁化して見えます。1978年(昭和53年)に育成された比較的新しい品種です。江戸系の品種と、アメリカ系の「ザ・グレートモガール」との交配によって育成されたといわれています。本ホームページでは「江戸系」としておきます。花菖蒲園では淡い色の品種よりも、このように濃い紫色の品種がもっぱら好まれるようで、筆者がいくつかの花菖蒲園で聞き取り調査をした結果、この品種を一番にあげる人が多かったです(データは今後公開予定です)。その理由は、「力強さを感じる」とのことでした。栽培者も、濃い紫色はこの品種だけでいい、と述べる方もおられました。
本ホームページの基本理念は、「歴史的な品種を掲載する」というものですが、本品種は2018年現在、全国各地の花菖蒲園で「必要である」と言われている品種であるため、敢えて掲載致しました。

戻る

▲TOP

当サイトの全ての文章・写真・図版の無断転載を禁じます。
個人情報保護 | 著作権・リンク | このサイトについて
Copyright (C) Tamagawa Academy & University 1996- All Rights Reserved.