南さつまキャンパス清原園のタンカン初出荷!
鹿児島南さつまキャンパス
鹿児島南さつまキャンパスでは、丸木浜に隣接する久志農場で、ポンカンなどのカンキツ類やマンゴー・パションフルーツなどの熱帯果樹を栽培しています。沿岸部でカンキツ栽培を続ける中では、台風や季節風の影響によって安定生産にやや支障がありました。そこで、2022年に第2農場として南さつまキャンパスから車で10分ほどの内陸部の農園を取得し、「南さつまキャンパス/清原園」として運用を開始しました。これまでタンカン園として栽培されてきた園地を引きつぎ、2023年2月にタンカンの初収穫を行いました。
タンカンは、ポンカンとスイートオレンジ類との自然交雑品種と考えられ、国内では温暖な鹿児島県南部が経済栽培の北限とされています。それゆえに栽培は容易ではありませんが、清原園ではとても高品質なタンカンを生産することが出来ます。鮮やかなオレンジ色の果皮に包まれた果肉はとても瑞々しく、口に入れると果汁が広がります。初出荷したタンカンは大変美味しいと評判がよかったため、今年度もよい果実をお届けできるよう頑張っていきます。



