国内実習は、主に1~2年生の間に玉川大学の施設を用いて行います。
箱根自然観察林、北海道弟子屈農場、鹿児島南さつま久志農場では、
地域特性を生かした農業や自然環境を実体験をとおして学びます。

農業と自然環境の基礎を学ぶ(学内農場)
6号館(農学部)から徒歩3分、学内に併設された農場と学園内に残された貴重な里山で、通年で行われる農場実習では、日々の管理と観察を通じて農業と自然環境の基本的な知識と技能を身につけます。







農場を支える教員から一言
関東近郊では珍しい大学内に農場がある玉川大学で、皆さんと一緒に学べることを楽しみにしています。花や野菜に囲まれた充実したキャンパスライフを送りましょう!
井上広大 技術指導員(写真左)
森林生態系を学ぶ(箱根自然観察林)
神奈川県箱根町畑宿の自然観察林。敷地内の標高差は約600m(最高地点は弁天山山頂989.3m)。須雲川、椿沢の二つの川が流れ、多様な環境に豊かな動植物相が育まれています。主に週末を利用した1年次の農場実習や3年次の領域実習、4年次の卒業研究の場としています。
寒冷地で農業と生態系を学ぶ(北海道弟子屈農場)
北海道東部内陸に位置する弟子屈農場は屈斜路湖と摩周湖に囲まれた釧路川源流域に約125haもの敷地を有し、一部は阿寒摩周国立公園に指定されています。畜産や寒冷環境でのブドウ栽培、亜寒帯の生態系など地域性を生かした農業や自然環境を学びます。







農場を支える教員から一言
阿寒摩周国立公園内に位置する弟子屈農場。広大な農場と演習林の環境を生かした北海道ならではの畜産や農業の他、生態系について学べます。ひと夏の思い出に残る実習になるよう、スタッフ一同サポートしていきます。
横倉 啓 技術指導員(写真左)
果樹園芸と沿岸の生態系を学ぶ(鹿児島南さつま久志農場)
白砂の浜、サンゴの海に面した鹿児島県薩摩半島の南端に広がる久志農場では、温暖な気候に適したカンキツ類やマンゴーなどの果樹栽培や、河口域から海岸の生態調査など、地域性を生かした農業や自然環境を学びます。







農場を支える教員から一言
海と山に囲まれた南国久志農場は自然豊かな環境の中、柑橘や熱帯果樹といった果実の収穫体験など、都会では体験できないことができます。皆さんが一生の思い出を作れるよう、スタッフ一同でサポートしていきます!
清川 一真 技術指導員(写真左)
学内農場を含めたこれらの施設は、3年次以降も
領域専門科目や卒業研究で利用していきます。