研究室ガイド

玉川大学 入試Navi

海外留学プログラム

環境農学科の海外留学プログラムは、農学部系の大学には珍しく必修となっており、
2年次の3-4か月の留学を含めて4年間で卒業できるカリキュラムとなっています。

カナダのバンクーバー・アイランド大学、
オーストラリアのクイーンズランド大学のどちらかへ留学

まずは、留学先の語学プログラムで様々な国の留学生と一緒に英語を学びます。それが終わると、フィールドワーク主体の専門科目を受け、自然環境における見識を広げるだけでなく、自然環境という分野を通して英語力を伸ばします。また留学中は、ホームステイによる滞在の中で英語の自然な表現を身に付け、文化の多様性を理解していきます。

 

大きく成長できる! 海外留学4つの特徴

語学プログラムへ参加
多国籍な環境での英語学習
海外に渡航してからの最初の6週間程度は、一般的な英語表現の幅を広げるため、留学先の附属教育機関で開講される語学プログラムに参加します。
それぞれの附属教育機関には、様々な国から来た留学生が在籍していますので、多国籍な環境の中で英語を学ぶことができます。
フィールド調査を組み込んだ
生態系、植物、農業の専門科目
語学プログラムで各地域の英語に慣れた後は、いよいよ専門科目の受講へ移ります。専門科目では、座学だけでなく、フィールドで実際に見ながら説明を受ける授業構成となっており、各国の地域性を体験しながら学ぶことができます。
4か月の海外留学を含め
4年間で卒業
海外留学は環境農学科の必修となっていますので、留学中に取得した授業科目の単位は、玉川大学の取得単位として認められます。そのため、2年次の4ヶ月の海外留学を含めても、4年間で卒業することができます。
自然な英語表現や文化を学ぶ
ホームステイ
環境農学科の海外留学では、大学の寮やホテルではなく、全員がホームステイでの滞在となります。カナダの一般家庭での滞在を通して、日常的な英語表現に触れられることに加え、異なる文化や生活様式を体感することで、多様性を受容できるようになります。

留学先での受講科目

語学科目

  • General English1 & 2

専門科目(自然科学)

  • Ecology
  • Plant Science
  • Natural Resource Management
  • Regional Environmental Studies

自然科学の専門科目

科目名 主な内容
Ecology
  • Forest Ecosystem & Conservation 森林生態系と保護
  • Wildlife Management 野生動物管理
  • Water & Renewable Resources 水資源と再生可能資源
  • Ecology of Flora & Fauna 動植物の生態
  • Geomorphology & Biogeography 地形学と生物地理学
Plant Science
  • Plant Identification 植物の同定
  • Plant Morphology 植物の形態
  • Invasive and Native Plants 外来種と在来種
  • Environmental Indicator Plants 環境指標植物
Natural Resource Management
  • Wildlife Rescue & Rehabilitation 野生動物救助とリハビリテーション
  • Economy & Human Impacts 経済活動と人間活動の影響
  • Farm Forestry 林業
  • Rare Species Conservation 希少種の保全
  • Native Species Restoration 在来種の増殖
Regional Environmental Studies
  • Rain/Temperate Forests 熱帯林/温帯林
  • Wolf Biology and Conservation オオカミの生態と保護
  • Pacific Ocean 太平洋
  • Ecological Link: Salmon & Bear 生態学的リンク:サケとクマ

※留学先や留学時期によって、授業で扱う材料や内容が異なります。また授業内容が変更になることがあります。

1970年代にカナダで始まった農学部の海外での学び

今から42年前の1976年、玉川学園創立50周年記念事業の柱の一つである「国際教育の振興」を推進するための最初のステップとして、カナダ・バンクーバー島に「玉川学園ナナイモ校地」が開設されました。その2年後、農学部の海外プログラムは始まりました。農学部の学生を長期派遣するようになり、最初は年1名だったのが数年後には2名となり、やがては8名ほど派遣するようになっていました。当時は1年間の休学が必要で、私もナナイモ校地で1年間過ごした学生の一人です。

やがて、ナナイモ校地で多くの農学部の学生が学んだ実績を生かして、海外で学生対象に授業を行い、単位も取得できるプログラムを作ろうという動きが学部内で広がっていきました。2003年、当時の生物資源学科生物環境情報コースのカリキュラムに、初めてマラスピナ大学(現バンクーバー・アイランド大学)で学ぶ約4か月間の海外プログラムを設けました。そして2006年には生物環境システム学科のプログラムに発展し、現在の環境農学科の海外プログラムにつながっています。

留学を通して自分の道を切り拓く力を!

南佳典教授
南佳典教授

私自身も学生時代に初めてカナダに到着したときはとても不安でした。今のようにインターネットがなかったので海外情報も乏しかったですし、英語力だってまったく自信がありませんでした。でもそんな不安な気持ちに打ち勝って、自分で状況を切り拓くことで人は成長できます。英語を学ぶモチベーションも高まりますし、異文化の中で過ごすことで比較文化の視点を持つことができるようにもなるでしょう。オーストラリアでの滞在はホームステイですが、ホストファミリーはもちろん、他国からの留学生とも共同生活をしますので、さまざまな国の友人を作ることもできます。

そしてこの海外プログラムで広がったグローバルな環境への視野を北海道など国内でのフィールドワークと関連づけていくこともできるようになるでしょう。

「海外プログラムに参加したいから環境農学科を選んだ」という学生も多く入学しています。私たち教員はそうした学生の期待に応えるためにも、これからもプログラムの見直しと改善を図って、実り多い4か月を過ごしてもらえるよう努力していきます。

玉川学園ナナイモ校地(TNC)

カナダ、バンクーバー島にある玉川学園のキャンパス。湖と牧草地に囲まれたキャンパスは、環境農学科の留学プログラムでも使われています。

南佳典教授

カナダ・ブリティッシュコロンビア州 バンクーバー・アイランド大学
(Vancouver Island University, Canada)

カナダ・バンクーバー島にあるバンクーバー・アイランド大学は、ブリティッシュコロンビア州の公立大学で、実学に非常に力を入れている総合大学です。大学周辺の自然豊かな環境を積極的に活かした授業が行われています。

玉川学園ナナイモ校地でのオリエンテーション
玉川学園ナナイモ校地でのオリエンテーション
植物繁殖の実習
植物繁殖の実習
Plant Scienceの授業の様子
Plant Scienceの授業の様子
水産加工場の見学
水産加工場の見学
オオカミの生態と保護についての講義
オオカミの生態と保護についての講義
森林生態系観察
森林生態系観察
南佳典教授

オーストラリア・クイーンズランド州 クイーンズランド大学
(The University of Queensland, Australia)

オーストラリアのクイーンズランド大学は、教育研究のレベルが世界的に認められており、多国籍の留学生が在籍しています。オーストラリアの自然・動物・酪農を中心とした授業が展開されています。

専門科目の受講
専門科目の受講
留学中の授業ノート
留学中の授業ノート
講師との質疑応答
講師との質疑応答
森林生態系の観察
森林生態系の観察
産業植林地
産業植林地
酪農農場の視察
牧場の視察