研究室ガイド

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研究紹介

システム農学領域

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トマト
遺伝資源の利用

「トマト」の世界 ~その知られざる魅力に迫る!~

システム農学領域 田淵 俊人教授

研究内容を一言でいうと?

トマトの持つあらゆる機能性を探究!遺伝資源を使って品種育成の素材開発に積極的に取り組みます!

トマトは世界で最も多く生産、消費されている野菜です。世界的には「加工用」としての利用が多く、わが国では「生食」での利用が主流です。どうしてでしょうか?一見、素朴と思われる理由ですが「実際に栽培して触れる」ことで世界の「食事情」や「品種改良」を理解することができます。その鍵になるのは「野生種トマト」。「未来のトマト作り」にチャレンジしてみませんか?

研究室の自慢は?

世界各国の栽培トマト、野生種トマトの種子を多数保有―様々な機能性の研究を行うことができます。

南米・アンデス山地とゾウガメで有名なガラパゴス諸島に自生する「野生種トマト」や、世界中の「栽培トマト」の種子を保有し、その規模は国内有数です。世界的なトマトの種子銀行(ジーンバンク)を持つ、米・カリフォルニア大学・デイビス校・トマト遺伝資源研究センターと連携した研究も行っています。

Pick up

野生種トマトの未知なる機能性を探索!

ガラパゴス諸島の野生種は島ごとに赤、黄、橙、紫と実にカラフル!しかも高糖度で、ビタミンCやグルタミン酸が多く含まれ、海水を被っても平気です。ペルーアンデスには、葉や果実がねばねばするものがあり天然の農薬になる?バニラに似た香り成分を発散します。さらに!室内に漂う有害なホルムアルデヒドを浄化してくれます!生活様式の変化に伴って必要な素材になりそうですね。

ガラパゴス諸島に自生するカラフルなトマトたち
ペルーアンデスに自生する「ねばねば」トマト

keyword
微細藻類培養
循環陸上養殖

養殖は種苗が重要 種苗生産に天然餌料が必要です

システム農学領域 増田 篤稔教授

研究内容を一言でいうと?

アワビの完全循環陸上養殖が目標。目標に向けた高成長・高生産率の種苗生産技術の確立が重要。

アワビ養殖は、健康種苗が必要です。そのため、生産初期の天然餌料と生育環境が非常に重要になります。しかし、この技術は経験則で行われ、再現性が低いのです。そのため、アワビ種苗の生産地や生産ロットにより、成長や生存率が大きく異なります。本研究では、種苗生産の初期の餌料と環境の制御を行うことをめざし、生産性の高いアワビ養殖をめざします。

研究室の自慢は?

微細藻類で、最も重要な光環境と活性の定量化方法が優れています。

本研究室では、微細藻類の活性評価に関して独自の評価のできる装置を保有しています。この装置は、大型研究で使用している最新鋭の評価装置です。この装置を使用し従来培養技術で培養のできなかった微細藻の大量培養の基礎的な条件の研究を行います。

Pick up

微細藻類の活性評価を最新装置にて研究ができる。この装置は、独自の技術により開発されている。

この装置の改良型開発に着手中です。実験条件の充実や自動解析も行えます。自動解析モデルの完成をめざした研究は、従来の経験則から工学手法へアワビの餌料培養を改善できます

食品科学領域

keyword
栄養生理
食品機能

何を食べたら健康でいられるの?

食品科学領域 原 百合恵助教

研究内容を一言でいうと?

様々な食品成分の機能性を研究し、人の健康増進や疾病予防に貢献する!

日本人の平均寿命は世界でもトップレベルですが、一方で、健康寿命(健康上のトラブルがなく生活を送ることができる期間)は平均寿命よりも10年程度短いことが分かっています。この差を埋めるべく、様々な食品成分の機能性を研究しています。「機能性食品成分」「生活習慣病」「スポーツ栄養学」「分子栄養学」などが研究室のキーワードです。

研究室の自慢は?

食品の機能性に関する研究を多角的な視点から研究できます。

本研究室では、クエン酸、魚油、食物繊維など様々な食品成分の機能性について、試験管を用いた実験、動物実験、ヒトを対象にした実験、など多角的な視点から研究することができます。人のより良い健康に貢献することが目標です。

Pick up

クエン酸の摂取は生体に何をもたらすのか?

クエン酸は、TCA回路の中間代謝物です。このクエン酸を食品から摂取すると、代謝はどのように変化するのか?この変化は人にとって有益なのではないかと考え、研究を進めています。