研究室ガイド

玉川大学 入試Navi

4年間の学び

基礎から応用、ミクロからマクロまで
生命科学の視点で総合農学を学び、繋げる、繋がる

学びのキーワードは「生命科学」、そして「総合農学」です。食料生産の向上には生物を科学的に理解することが不可欠であり、生命科学がその基盤となります。生産農学科では、地球上のさまざまな生物を研究対象として、ミクロな視点(遺伝子や細胞など)とマクロな視点(個体や集団など)を繋げて生物の機能と特性を総合的に探究します。

学びの特徴と教育目標

1・2年次では、生命科学と農学の基礎理論と技術を幅広く学びます。3年次以降は、植物科学・微生物科学・昆虫科学・動物科学の4つの領域に分かれ、専門的な知識を身につけながら研究へと発展させます。各領域ではそれぞれの生物の特性や機能に焦点を当て、例えば、植物科学領域では効果的な栽培技術や遺伝子機能解析、微生物科学領域では有用成分の生産や病害防除に関する研究を行います。昆虫科学領域では社会性昆虫の行動・生態や適応と進化の仕組み、動物科学領域では恒常性の維持機構や行動の生理・生化学的基盤に関する研究を行います。これらの学びと研究を通じて、「生命の尊厳」や「他の生物との共存」などの倫理観も培い、安全で安心な食と農に貢献できる人材の育成を目指します。
また、生産農学科には理科教員養成プログラムも設置されており、理科や農業の知識を次世代に伝え、将来の科学教育を担う人材の育成を目指しています。生命科学のアプローチは教育分野でも科学的な興味を引き出し、科学教育の質を向上させる重要な役割を果たします。

学修システム

  • 学習システム 1学修
  • 学習システム 2学修
  • 学習システム 3学修
  • 学習システム 4学修

※科目名称や開講セメスターは、変更されることがあります。