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2023年度 南さつまキャンパス清原園でのタンカン収穫

2024年2月中旬、園芸班などの学生8名が玉川学内農場・島田温史技術指導員と北海道弟子屈農場・横倉啓技術指導員の引率の元、鹿児島南さつまキャンパス清原園にて8泊9日のタンカン収穫作業を行いました。学生たちは終始楽しみながらも一生懸命タンカンの収穫から選果、箱詰めなど一連の作業に取り組みました。現地でタンカンの生産と栽培技術開発に取り組む清川一真、深澤元紀・両技術指導員からも丁寧に仕事をしてくれて助かったとのお褒めの言葉をいただきました。収穫されたタンカンは、本学の購買部やデパートの特設会場、道の駅などでも販売されました。

参加学生のコメント

  • 今まで果樹を扱うことがなかったため全てが新鮮で勉強になることばかりでした。タンカンの美味しさは、さまざまな努力と工夫でできていることを知り、ぜひまた参加したいと思いました。
  • 毎日の作業で新たな発見や学びがあり、それは現場に参加できたからこそ得られたものだと思います。経験したことを忘れずに農業に携わる一人の人間として今後の活動に生かそうと思いました。
  • 収穫の方法、選果箱詰めの基準など普段の実習とは大きく違う内容でよい刺激になりました。また、選果の際に傷により箱詰めに使える果実が想像以上に少ないことに衝撃を受け、除いた果実もジュースにするなどで無駄なく利用するところに工夫を感じ感服しました。
  • 高級品を扱っているという緊張感の中、収穫から箱詰めまでの一連の作業は貴重な経験になりました。また、その後の販売により自分たちで準備したタンカンを購入されたお客様の笑顔を見られ、改めて今回の研修に参加することが出来て良かったと感じました。
  • ずっしりと実ったタンカンをどんどん収穫し黄色コンテナをいっぱいにする。コンテナの山が運搬車で運ばれていくと達成感が湧いてくる。葉をかき分けて天辺のタンカンを取りに行く。宝物を探しているようでワクワクした。
  • 私自身一番大変だった作業は収穫だった。脚立を使用しての高い場所での作業、木に登り体勢が崩れながらもタンカン1つ1つを丁寧に収穫することの難しさ・大変さを実感することができた。このような機会を設けていただきありがとうございました。
  • 柑橘の収穫は大学内の農場でもできますが、今回収穫したタンカンは売り物という事もあり、責任感を持って作業をすることができました。これは大学内の農場では経験することが出来ないことだと思います。この経験を活かし、今後の大学生活を過ごしていきたいです。
  • 雨ニモ負ケズ風ニモ負ケズ、ただひたすらタンカンを収穫、選果、箱詰め。私の想像を遥かに超える過酷さであった。小田急百貨店での販売も手伝い、本実習を経て生産者の皆様の血、涙、汗の結晶であることがわかった。私も将来はたくさんの人に自身が作った作物を食べてもらい、たくさんの人々を満足させられる、そうゆう人に私はなりたい。
タンカンの収穫
収穫したタンカンをコンテナへ
タンカンの選果
タンカンの箱詰め
綺麗に箱詰めしたタンカン
清原園での集合写真