食品加工班と茶道部のコラボが実現しました
鹿児島南さつまキャンパスの清原園で栽培されたタンカンを利用したお茶菓子を食品加工班と茶道部で作りました。お茶菓子はタンカンの寒天ゼリーと水ようかんです。フードサイエンスホールで事前に試作を重ねてレシピを練り上げました。
当日は、タンカン果実の一次処理からスタートです。タンカンを搾汁する班と、果肉を切り取り、シロップ煮にする班に分かれて作業しました。食品加工班の学生がリードしながら、茶道部の学生は衛生面に気を付け、慣れないことに苦労しながらも一生懸命取り組んでいました。続いて、その果汁や果肉、シロップを使用したタンカンの寒天ゼリーと水ようかん作りです。流し缶1個分の計量を行い、加工班の学生がお手本で1缶分を作り、残りを茶道部の学生が作りました。冷却後、切り分け、完成です。試食では時間をかけて作ったものですが、あっという間に食べてしまいました。このタンカンのお茶菓子セットを「久志の恵」と命名しました。
そして後日に、茶道部にお邪魔をし、学内にある咸宜園にてお点前を頂きました。食品加工班の学生は茶道が初めてで、茶道部の学生からレクチャーを受けながら作法を習い、一服頂きました。このときも、お茶菓子「久志の恵」を頂きましたが、場所が変わると味わいも深くなり、さらに美味しく感じました。また、お茶も点てさせていただきましたが、茶器で泡立てるのが難しく、実際飲んでみましたが、やはり茶道部のお茶とは違うようでした。とてもよいコラボとなりました。









