
ごこのあそび
五湖遊
Goko no asobi
| 江戸系 | 【花容】平咲き 【英数】六英 【花色】青紫色 白色の小筋 中輪 【開花時期】6月中旬(2026年は6月11日開花) |
| 分類 | : | 江戸系の古花品種。平咲きの六英花です。 |
|---|---|---|
| 花被 | : | 形状は円形で、平咲きで周縁部がゆるやかに波を打っています。花色は青紫地に明瞭な白色の筋が入っています。基部付近は白色でこの部分から白色の筋が先端部に向かって放射状に派生しています。 |
| 花柱枝 | : | 花柱枝は花被片に比して小さく、斜め上に直立します(軸方向と垂直)。色は白色です。先端部にずい弁が発達します。ずい弁は先端が裂開して形成され、軸方向に内巻きとなり、周縁部が花被片と同様の淡い紫色になります。 |
| 備考 | : | 1849年以前に菖翁により育成された『菖翁花』であると言われていましたが、本学の研究により、分子生物学的には起源となる自生地の野生のノハナショウブと一致しないことが明らかになりました。ただし、古花として明治神宮などで観ることができる貴重な品種と言えるでしょう。この写真は明治神宮で撮影したものです。 花径は年次変化があり、15〜20cmになります。 最初の1枚めの写真は、1980年代に明治神宮の調査で撮影したものですが、すでに開花が進み、淡い紫色でした。 残りの3枚は本学で開花したもので、開花当日から2日目にかけては青紫色が濃く、アイから周縁部に向かって伸長する脈(維管束の筋)も白色で鮮明になります。 開花当日の花と、開花後2日目の花を一番最後に示しました(左:開花後2日目、右:開花当日)。 |