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卒業研究紹介

2021年度卒業の持続的農学領域の卒業生による研究紹介です(石川 晃士 准教授指導)

COVID-19への対応から考える飲食料品小売業のこれから
ー町田市商店会連合会を事例としてー

COVID-19が流行したことにより、小売業は経済的影響を受けたとされているが、個人や小規模の企業が営む店の影響は詳しく解明されていない。本研究では、商店会と小規模小売業への影響を明らかにすることで、飲食料品小売業における今後のパンデミック時の対応強化について学生の立場から提案を行うことを目的とし、町田市商店会連合会を事例としてヒアリング調査を行った。その結果、商店会ではイベントの減少や変更、飲食料品小売店では緊急事態宣言等によって一時的にお客さんが増加するも、消費者の慣れ等の意識の変化によって減少に転じたという現状が見受けられた。今後個人や小規模の企業が営んでいる飲食料品小売業者は、消費者に合わせ常に変化していかなければならないと結論付け提案を行った。

国別のCOVID-19感染者数と死者数の関係

研究に取組んだきっかけ、感想など
高校生・大学生の間スーパーでアルバイトを行っており、そのことが飲食料品小売業に興味を持つきっかけとなりました。また、COVID-19の影響をアルバイト先で直に体験をしたことにより、COVID-19がもたらす影響について興味を持ったため、今回の研究を行うに至りました。ヒアリング調査を複数の団体に行うにあたって、アポイントメントのための電話やメールなどで何度も失敗しましたがこれも良い経験となりました。