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卒業研究紹介

2022年度卒業の持続的農学領域の卒業生による研究紹介です(山﨑 旬 教授指導)

玉川学園内の樹木名ラベルの現状と改善

樹木名ラベルは学名、標準和名、科名、解説など植物の情報が伝えられるように取り付けられている。玉川学園構内に設置されている樹木名ラベルについては、整備が不十分なため、退色していることや、表示面が曲がって視認しにくいなどの問題点が目につく。本研究では、玉川学園構内の樹木名ラベルの効果が最大限に発揮できるようにすることを目的とし、ラベルの劣化具合、科名変更の有無、問題点、設置器具の現状調査を行った。また、一部区域を対象に新たなラベルの設置、主流であるAPG分類体系の表記ではないラベルの修正、葉や枝でラベルが隠れて視認しにくいものは剪定をするなど、問題点の改善活動を行った。

ケヤキ(左)とクイズラベルのケヤキ(右)

研究に取組んだきっかけ、感想など
普段何気なく見ている樹木名ラベルはどのようなものなのか気になったため、研究に取り組みました。取り組んだ結果、植物についてかなり詳しくなったと思います。街中や公園に設置されている樹木名ラベルもよく見るようになり、植物に興味をもつきっかけになりました。