意欲的な他国の学生と一緒に勉強し積極的に話す大切さを学びました
⽣物環境システム学科4年想⽥ 茜さん
2年⽣のカナダ研修プログラムを受けてみてどうでしたか？
ホームステイ
中学3年間タイに滞在していたため、海外への抵抗はなく、英語は元々好きでしたのですぐに馴染むことができました。ホストファミリーとも話していくうちに⾔葉が通じるようになり、私以外にもう1名ホームステイの⼥⼦学⽣がおり、マザー含む3⼈でガールズトークを毎⽇楽しんでおりました。⾷事⾯に関しては、嫌いな物を残すのは失礼だと思っていたので、嫌いであった⽣セロリも今では克服できるようになりました！
現在も卒業論⽂を書くためにカナダに来て、2年⽣のカナダ研修でお世話になったホストファミリーのお家で⽇々を過ごしております。（9/18時点）
このカナダ研修のホームステイは到着してから、まずナナイモ校地でオリエンテーションを受けホームステイの準備をし、ホームステイ先も学⽣1⼈1⼈に合ったところを探してくれるため、安⼼して過ごすことができるのは、とても魅⼒的だと思いました。
VIU（Vancouver Island University）での授業
ESLは英語が⺟国語ではない他⼤学の学⽣と⼀緒に授業を受けるため、⾊々な国の⼈たちと交流することができます。特に感じたのは発⾳の違い。⽇本や韓国の⼈はLとRの発⾳が難しい／アラブの⼈はingの発⾳が難しいなど、国によって発⾳が違うため、⾮常に勉強になりました。また話すことが主体の授業のため、それぞれの国で発⾳が難しいとされる単語も何回も繰り返し話せるようになろうと意欲的な他の学⽣を⾒て、恥ずかしがらずに積極的に話すことが⼤事であるということを気付かされました。そういった経験から、すぐに⽇常会話にも慣れることができました。
※ESL… English as a Second Language の略
ブリティッシュコロンビア州ナナイモ市の魅⼒について
⽇本ではバイト⽣活ばかりで、とても忙しい⽇々を過ごしているが、ナナイモに来ると忙しい⾃分を忘れ、のんびり過ごすことができます。（ナナイモの⼈々は、⾃分の時間を有意義に過ごされているイメージがある＝時の流れがゆっくりに感じる）またバンクーバーだと街中を歩いていても⽇本⼈がたくさんいるため、英語を頑張って使わなくても⽇本語で⽣活ができてしまう環境にあります。旅⾏で⾏くなら⾮常に良い場所だと思いますが、英語を学ぶという視点で考えた場合には、ナナイモのように⽇本⼈が少ないという環境の中で、英語で相⼿に物事を伝えなければいけないので、英語を学ぶには最適な環境だと思います。
ナナイモ校地の環境・スタッフについて
⽇本⼈スタッフがいてくれるおかげで、何でも気軽に相談ができ安⼼できます。とても雰囲気が良く、ナナイモ校地にいるとホッとします。カナダ研修が終わった今、よりスタッフと仲良くなれて、現在もナナイモ校地でお世話になっております。（9/18時点）
卒業論⽂について
タイトル：カナダ・バンクーバー島の森林内で枯死⽊の⽣態系における役割や機能（9/18 時点）
なぜ、卒業論⽂を書くためにナナイモを利⽤したいと思ったのですか？
VIU での授業を通して、枯れた⽊の取り扱いが⽇本とカナダで⼤きく異なる点に着⽬をしたことがきっかけでした。⽇本の場合、基本的に枯れている⽊は有害なので撤去をする⽅法をとっていますが、カナダは枯れている⽊を撤去せずに、そのままの状態を維持しています。そこで枯れている⽊が、⽇本では有害と⾔われていますが、なぜ撤去をせずにそのままの状態で置かれているのか気になり、カナダで現地調査をしながら取り組んでおります。また、⽇本より⽊が⼤きい点もカナダで卒業論⽂を書こうと思った理由です。
※ナナイモ校地に8/8〜9/28まで滞在。（52⽇間）
将来の夢は？
無事に就職活動も終え、航空会社のスタッフに決定しました。今まで⾃分が研究してきた分野とはまったく異なる就職先でもありますが、働くことと⼤学で学んできたことは全然別のものと捉えておりました。そのため、⼈と接することが好き／英語が好きという点を活かし、今の就職先に決めました。カナダで研修を受け、英語を使った仕事をしてみたいと思ったこともきっかけの1つです。
最後に⼀⾔
夏休み中、ナナイモ校地で研究を続けてきた成果をしっかり論⽂にまとめ、完成させていきます！
