研究室ガイド

玉川大学 入試Navi

先生と学生との距離が近く
フィールドワークの中でも復習しながら学べました

環境農学科2年⽣植⽊ 美⽻さん

なぜ海外プログラムにカナダを選んだのですか?

両親がオーストラリアとカナダの両⽅に⾏ったことがあり、英語の聞き取りやすさや春と夏の気候はカナダの⽅が過ごしやすいということで、カナダにしました。ちなみに海外には⾏ったこともありませんでした。

カナダ研修を受けてみてどうでしたか?

VIU(Vancouver Island University の略)の授業で⼀緒に受けていたメンバーと
VIU(Vancouver Island University の略)の授業で
⼀緒に受けていたメンバーと

授業

授業を半年受けて⼀番感じたことは先⽣と学⽣の距離が近いということです。カナダでは成⼈年齢も⽇本より早いため、学⽣⼀⼈ひとりを⼤⼈として⾒てくれるため、先⽣も親しくしてくれました。また農学系の授業では、机に座っての講義スタイルよりもフィールドワークの⽅が多かったです。フィールドワークの際も先⽣が前の授業で学んだことを忘れないよう繰り返し質問をしてくれるため、復習の⼤切さを学びました。また、英語の授業では3〜4⼈ほどのグループワーク形式の授業が多く、グループごとに討論や発表を⾏うため、他国籍の学⽣に話したいことを伝えるのに⼀苦労しましたが、翻訳機は使わずにジェスチャー等を使い、英語を上⼿く伝える⽅法もそこで学ぶことができました。

ホームステイの⽣活⾯

ホームステイの家族構成は⽗・⺟・息⼦2⼈・⽝2匹でした。とても優しくしていただき、休みの⽇には⾃然の多いところ(滝や⼭)にたくさん連れて⾏ってもらい、ナナイモの⾃然を体験することができました。⾷事⾯に関しては、カナダの⾷⽂化がなかなか⼝に合わず慣れるまで⼤変でした。⽇本の⾷⽂化が発達していると実感する⽇々でした…。

ホームステイ先の家族とハイキングへ
ホームステイ先の家族とハイキングへ
こんな滝もありました!
こんな滝もありました!

ブリティッシュコロンビア州ナナイモ市の魅⼒について

ナナイモ市の⾃然
ナナイモ市の⾃然

カナダ研修に⾏く前にグーグルマップの航空写真で地形を確認しましたが、⾃然が多すぎて交通⼿段があるのかな…と不安がありました。私が現在住んでいる場所は、電⾞やバスも数分単位で来ます。⾮常に交通便は良いので、⽇本での暮らしとまったく異なる環境で⽣活することへの不安、また近くのバンクーバーも地区によっては危険な場所もたくさんあると聞いていたので、治安や⼈柄も良いイメージがありませんでした。

でも、実際にカナダ研修でナナイモに滞在して感じたことは、私が初めてバスに乗ろうとした時に知らない⼈がバス停で挨拶をしてくれたり、バスの乗り⽅が分からず困っている時に、バスの乗り⽅を教えてくれた⼈・時刻表を⼿渡してくれた⼈がいてくれたりと、⼈の温かさを感じました。ナナイモで⽣活をしている⼈々の温かい⼈柄は、⾊んな⼈種の⽅が住んでいるため、分からないことは協⼒し合おうという考えの⼈が多いという印象を受けました。

また、温かい⼈柄だけでなく、周りの環境も⾼層マンションがなく、⼤体の家が平屋もしくは2階建てのアパートのため、⽊よりも建物が低く空がキレイに⾒える環境であることも魅⼒を感じました。いつかナナイモで暮らしてみたいとも思いました。

あなたにとってナナイモ校地はどんなところですか?

ホームステイが始まる前に、オリエンテーションでナナイモ校地に宿泊しました。そのオリエンテーションで、ナナイモ校地スタッフよりカナダで⽣活するために必要な質問事項・英語の話し⽅を教えてくださり、⼼の準備をすることができました。またオリエンテーションも⽇本語ではなく英語で指導をしてくださったため、これからホームステイ先で⽣活できるのかな…とカナダ研修が始まる前は抱いていた恐怖⼼が、そのオリエンテーションを通してなくなりました。さらに⽇本⼈スタッフが3名いる安⼼感・何かあった際には⽇本語でもケアをしてくださるナナイモ校地スタッフの優しさなど、カナダで送る⽣活の不安を解消するためには必要不可⽋な場所であると感じました。

ナナイモ校地スタッフや農学部の学⽣と
ナナイモ校地スタッフや農学部の学⽣と
植⽊さん
植⽊さん

将来の夢は?

カナダ研修を通して、私⾃⾝の視野も広がりました。海外に⾏ったことがなかったので、英語圏の世界がどんな感じなのか肌で感じることができ、就職についても英語を使う仕事をしてみたい!と思うようになりました。また、VIUでのフィールドワークを通して、カナダは⽇本より⾃然が⾝近にあること・研究している⼟壌もカナダは氷河期の頃からあるため、⽇本の⼟壌とまったく異なることから、卒業研究もナナイモでしてみたいと思っております。