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2021年度 北海道・鹿児島でのフィールド実習の様子

3年次に生産農学科と先端食農学科が合同で学外農場において実施するフィールド実習という選択科目があります。2021年度は、夏に適切な感染症予防対策をした上で滞りなく実施することができましたので、その様子を紹介します。

北海道の弟子屈農場では、演習林の観察やブドウの栽培管理、牛の飼育管理などを行い、さらに班に分かれて植生調査などを実施しました。また、鹿児島の久志農場では、カンキツの栽培管理やマンゴーの接ぎ木実習、農場に面する海岸での水生生物の観察などを行い、そして班毎の調査も実施しました。北海道と鹿児島それぞれに特有の環境や生態を実際に見て、土地に適した農業について体験しながら学び、有意義な経験ができたようです。

学生の実習の感想より抜粋。「都内ではできない貴重な体験をたくさんすることができた。日本の暮らしを支える北海道の農業に自分も貢献したいと思った。」「この実習で得たことは非常に多く、自分の今後の生活やキャリアについて考え直す良いきっかけになりました。」「今回の実習で、特に『食の大切さ』、『農業の大変さ』、『自分で体験することで発見する面白さ』の3つについて学ぶことができた。」

北海道:弟子屈農場

演習林の観察の様子
ブドウの栽培管理を学ぶ様子
牛の飼育管理(牛舎清掃)

鹿児島:久志農場

カンキツ類の栽培管理を学ぶ様子
マンゴーの接ぎ木を行う様子
水生生物の採集の様子