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「フィールド実習A」での栽培状況中間報告会

秋学期から始まった生産農学科1年生の「フィールド実習A」では、秋冬野菜(ダイコン・カブ・コマツナ・ホウレンソウ)の栽培に取り組んでいます。播種から2か月ほど経過した11月中旬に、自分たちが行った栽培管理方法や作物の生育状況について、班ごとに報告会を行いました。露地栽培のダイコン・カブでは、発芽率や間引き株数などの数値データをもとに、生育状況を科学的に評価しました。また、プランター栽培のコマツナやホウレンソウは、基肥と追肥を異なる割合で加えた処理区の生育状況を報告しました。栽培管理が植物にどのように影響するかを考察する中で、農作物の栽培を学問としてとらえる視点を養いました。さらに、この2か月の実習を通して、鎌などの農具や小型耕うん機・背負い式動力噴霧器などの農業機械の使い方なども学びました。

栽培管理の状況を報告会で説明しました。
栽培管理の状況を報告会で説明しました。
基肥と追肥の割合を変えた場合のコマツナの生育状況です(追肥前)。左のプランターは基肥100%-追肥0%、中央は基肥40%-追肥60%、右は基肥0%、追肥100%の処理区です。
鎌の種類や使い方、砥ぎ方の説明を受けました。
鎌を使って、圃場周辺の斜面の雑草管理をしました。
農業機械の種類や使い方の説明を受けました。
小型耕うん機の操作を練習しました。
小型耕耘機で圃場を耕しました。