鹿児島水産高校とアマモ場再生の取り組み
今年度より先端食農学科の教員が鹿児島県主催の「郷土教育推進事業」の一環でアマモ場の再生プロジェクトに技術指導として参画しております。ここでは光合成細菌をアマモの育成に活用する実証試験を行っています。すでに10月に行われました全国アマモサミットでも光合成細菌がアマモの腐熟工程で効果があることを報告しています。今回はアマモの発芽や成長に効果があるのか試験するため鹿児島水産高校に伺いました。この試験でアマモの生育に十分な効果が認められれば海の森と呼ばれるアマモ場の再生、ひいてはブルーカーボン生態系の活性化による地球温暖化防止に役立つ技術の開発に期待ができます。なお、鹿児島水産高校は玉川大学農学部の久志キャンパスとご近所です。今後も連携していろいろと行っていきたいですね。


