むさしがわ
武蔵川
Musashigawa
江戸系 | 【花容】平咲き 【英数】三英 【花色】鉾が紫色 極大輪 【開花時期】6月中旬 |
分類 | : | 江戸時代に育成された品種です。先端部がやや垂れた平咲きの三英花です。 |
外花被 | : | 丸弁で大きく、白色の無地です。アイの先端が脈に沿って細長くのびます。周縁部は大きく波打ち、伊勢系品種のようにしわが入ります。 |
内花被 | : | 直立しており、白色で、青紫の糸覆輪が入ります。 |
花柱枝 | : | 外花被に沿うように位置し、白色の無地です。 |
備考 | : | 1890年に江戸・堀切の小高園で育成された品種と言われています。花柱枝が外花被に沿うように位置するため、アイが目立ちません。 |
参考文献 | : | 田淵俊人.2016.江戸花菖蒲の普及-わが国初の花菖蒲園・小高園の開設.「花の品種改良の日本史」 悠書館,東京.p240-241. |