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    更新日 2026年6月19日

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花菖蒲図鑑

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じつげつ

日月

Jitsugetu

江戸系 【英数】三英 【花色】外花被片は白色、内花被片は青紫色の二色花  【開花時期】6月初旬(2026年は6月4日開花)

分類 : 戦前に育成された江戸古花であると言われています。やや垂れた平咲きの三英花です。
外花被 : 形状は円形で開花当初から軸方向に垂れ下がります。花色は純白です。先端部にいくほど脈(維管束部)の間にごく淡い青紫色の粒状の砂子が筋状に入りますが、ほとんど見えません。
花被片 : さじ状で垂直方向に立ち上がり、やや内巻きになります。青紫色から紫色で、濃く細い筋が入り、周縁部は白色の糸覆輪になっています。
花柱枝 : やや軸方向に斜めに直立し、内花被片と同じ程度の大きさになります。先端部は2つに裂開して水平方向に伸長し、さじ状のずい弁が発達します。ずい弁はやや内巻きで先端部は平滑で得鋸歯は発達しません。
備考 : 三英花で、外花被片と内花被片の花色が異なる、典型的な「二色花」です。 花径は15〜20cmで株間差があります。草丈は90cm程度になりやや高くなります。花径は太く(1cm以上)硬いので、倒伏しにくい品種です。戦前に育成されたと言われていますが、育成年や作出者は不明です。 類似する品種に、「相生(あいおい)」がありますが、相生は外花被片に細い紫色の筋(維管束)と青紫色の砂子模様が明瞭です。 また、「深窓佳人(しんそうかじん)」とも類似しますが、外花被片が純白で、内花被片の色が濃いことで区別できます。 なお、同名品種に長井品種群にも「日月」がありますが、外花被片に赤紫色の砂子模様が多く、内花被片は赤紫色で白い覆輪がないことで区別が可能です。また、本学での研究により遺伝的にも異なっていることが分かっています。

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