微生物、微生物が生産する有用成分、
および、農作物の病害防除を研究する
主な学問分野
- 天然物化学
- 植物病理学
- 菌類資源学
研究内容
- 新規生理活性物質の探索と化学構造
- 植物寄生菌の分類と菌類病害の診断
- 植物と微生物の相互作用
- ヒラタケ属の線虫捕食メカニズムの解明
- 微生物遺伝子の機能解析
- 放線菌の二次代謝

学びのキーワードと担当教員
学びのキーワード
- きのこの生態
- 環境との関わり
- 遺伝資源
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分野は?

菌類資源学
菌類をはじめとする微生物には、落ち葉や枝を分解する働きだけでなく、動植物に対する寄生・共生関係も数多く知られています。このような微生物の力を応用し、環境保全や産業への活用をめざした研究をしています。
学びのキーワード
- 抗生物質
- 生物活性物質の探索
- 微生物の二次代謝
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分野は?

天然物化学
微生物などの生物から、医薬や農薬開発につながる生物活性物質を探します。その過程で、微生物の分離や有機化合物の精製、構造決定に関する知識、そして生物がどのように生物活性物質を作り出すかを学びます。
学びのキーワード
- 生理活性物質
- 化学構造決定
- 糖質化学
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分野は?

天然物化学
新規抗生物質をはじめ、さまざまな薬理作用をもつ未知の有用成分を各種生物から探索し、抽出、精製します。得られた化合物の化学構造を各種スペクトル法や有機合成法で明らかにし、種々の生理活性試験に供します。
学びのキーワード
- 植物―微生物相互利用
- 菌類の分類
- 微生物農薬
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分野は?

植物病理学
植物の病気による損失量は、毎年飢餓人口の食糧分に相当します。そこで、東南アジアの研究者とも連携しながら、植物における菌類病、ネコブセンチュウ病の発生メカニズムの解明や防除法の確立を最終目標としています。
4年次に取り組む卒業研究と主なテーマ
- 糸状菌M1-2菌株が生産するα― グルコシダーゼ活性促進物質の単離精製・構造決定
- 新規植物病害防除物質の探索
- 植物病の発生メカニズムの解明と防除法の確立
- きのこ廃菌床の有効利用
- ウイルス寄生による植物病原菌の変化 その他