玉川大学経営学部に入学を検討の皆様へ

玉川大学経営学部について質問を頂く内容についてまとめましたので、入学を検討する際の参考としてください(文責:教務主任)。

Q1.3つのコースの違いがわかりません。コースはどのように選択すればよいでしょうか。

経営学部では入学時に所属コースを選択する必要があります。自分の興味や将来どのようになりたいか、どのような知識やスキルを身につけたいかを考えたうえで、コースを選択しましょう。コースによって目標や履修する科目が異なります。大学・経営学部のニュースなど参考になる情報を下記に整理しましたので、参考にしてください。

●国際会計コース

1.コースの紹介

2.コースのニュース

●グローバルビジネスコース

1.コースの紹介

2.コースのニュース

●マーケティング戦略コース

1.コースの紹介

2.コースのニュース

Q2.経営学部は厳しいと聞くのですが、本当ですか?

卒業後にビジネスパーソンとして必要な能力や知識を身に着けるために学修するという意識をもって取り組めば、それほど厳しいと感じることはないと思います。

ただし、経営学部では、英語と数的能力がある程度求められます。両者が苦手であると感じたまま入学すると苦労することがあるようです。英語に関して1年生の時点でTOEIC®400点(又は英検準2級)程度を最低限クリアできていないと、コースに関わらず英語を使用する科目が多いため良い成績を取ることができません。単に授業を受ければ英語力が向上するわけではなく、授業外の学修もしっかり行うことが必要です。数的能力については、コースによって若干異なりますが、会計、ファイナンス、統計、経済の科目など数的能力をある程度必要とする科目が必須科目として配置されています。グラフや計算、数式などを苦手とする人にとってはこれらの科目が大変に感じるかもしれません。英語や会計学については、専門の指導員に質問や相談を行うことができる学修サポートデスクも学内に設置されています。

なお、玉川大学全体の制度として、GPA評価による警告制度が存在します。警告制度は、アメリカの大学では一般的な制度です。学期毎に成績が悪い状況(本学の場合は累積GPA2.0未満)になると警告を受け、警告が重なる(本学の場合は4回)と退学処分となります。したがって、学生の皆さんは単位を落とさないということだけでは不十分で、一定の成績をとるということも意識する必要があります。前述のように英語や数字・数式が苦手なまま入学し、その後の努力も怠ると成績が向上しないため、この点が厳しいという話を聞く理由かもしれません。逆に良い成績を取ることができると留学、奨学金、履修単位等の面でのメリットもあります。

Q3.警告4回で退学処分となる学生はいるのですか

多くの学生にとって警告4回を意識することは少ないと思いますが、残念ながら警告4回での退学者がいることは事実です。警告を受けるとガイダンスや保護者の方を含めた面談を行い、学修や履修の相談を行うことができます。そのようなフォローアップにより、警告4回での退学者数を抑える取り組みを行っています。また、退学後も再入学のチャンスが残されています。再入学試験に合格して再入学を行い、学修に真剣に取り組み卒業したケースもあります。

Q4.クラブ活動やアルバイトとの両立は可能ですか?

多くの学生が部活と学業を両立しています。ただし、高校時代に部活に打ち込んで勉強をあまりしてこなかったという人は、学業で苦労することも少なくないようです。クラブによっては、成績が悪いと試合や練習に参加できないなどのルールを決めているところもあります。あくまで学業があっての部活であることを意識してほしいと思います。(参考:経営学部生の活躍「体育会ダンスドリルチームJULIAS」

アルバイトについては、学業やクラブ・サークル活動とのバランスを考えると、授業期間中に毎日アルバイトを行うことは難しいと考えられます。しかし、ほとんどの学生が何らかのアルバイトを行っており、休暇期間なども活用して両立しています。

Q5.教職免許は取れますか?

経営学部では教職課程が設置されていません。したがって、教職免許は取れません。進路として教員を希望する場合は、他の教職課程のある学部を選んでください。玉川大学=教員養成というイメージで学部の違いを意識せずに入学する学生がいますので、注意して下さい。

Q6.留学はできますか?

大学の国際教育センターの正規プログラムであるSAE留学を活用すると、単位の振替等が行われるため、留学前の履修状況にもよりますが留年することなく卒業することが可能です。参考:SAE長期留学体験記 また、休暇期間中の短期研修プログラムもあります。参考:短期研修体験記

Q7.進路について教えてください

キャリアセンターのページを参考にしてください。コース別の特徴として、国際会計コースでは金融機関、マーケティング戦略コースでは小売業への就職の割合が相対的に高いという特徴があります。なお、経営をより深く学びたいと、大学院に進学する人もいます。玉川大学には経営系の研究科としてマネジメント研究科が設置されています。また、他大学の大学院へ進学する人もいます(早稲田大学大学院、青山学院大学大学院等)。

あくまで筆者の主観的な印象ですが、企業の方の玉川大学経営学部卒業生に対する評価は高いと思います(参考:「産学連携ゼミナール」の取り組み)。就職の決定時期も比較的早く、経営学部生の経営・ビジネスに対する興味・関心が就職活動にもよい影響を与えていることが想定されます。

〒194-8610 東京都町田市玉川学園6-1-1
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